広告実費の計算方法

広告実費の計算方法について

街中や道路脇、ビルの上に設置されている看板への広告であれば「????円/1か月」という契約で
金額が発生しているかと思います。

リスティング広告は、画面上に表示されただけでは金額は発生しません。

予め決めたキーワードで検索をした際に広告が表示されますが、

表示された広告がクリックされたときにはじめて金額が発生します。

黄色の部分が広告で、クリックすることで金額が発生します
そのため、広告実費は以下のように計算されます。

広告実費=1か月の間に広告がクリックされた回数 × キーワードごとの単価

キーワードごとの単価?

検索を行うキーワードの人気などによって、キーワードごとの単価が決まります。

例えばキーワードを『事務用品 通販』と設定した場合は、
検索される回数も多く、競合他社も多いため、キーワードごとの単価は高くなります。

キーワードを『事務用品 通販 段ボール』と設定した場合は、
先程の『事務用品 通販』よりは検索される回数が少なく、競合も減る為、
キーワードごとの単価は低くなります。

仮に『事務用品 通販』のキーワードの単価は200円、同じく『事務用品 通販 段ボール』の場合は50円とします。

『事務用品 通販』と検索して表示された広告が、
1か月の間に100回クリックされた。    

200円 x 100回 = 20,000円
『事務用品 通販 段ボール』と検索して表示された広告が、
1か月の間に20回クリックされた。    

50円 x 20回 = 1000円
この場合の広告実費は、合わせて20,000円 + 1,000円=21,000円になります。

広告実費の上限金額と請求金額

先程の例では上限金額を設けずに説明をしましたが、リスティング広告では
『これ以上の金額になったら、検索されても広告を掲載しない』という上限金額を決めることができます。

 仮に上限金額を10,000円と設定します。
 『事務用品 通販 段ボール』と検索して表示された広告が、1か月の途中で200回クリックされたとすると、
50円 x 200回 = 10,000円となります。

上限金額に到達しましたので、それ以降は来月まで他社の広告に置き換えられます。
広告がクリックされなくなることで、上限金額以上は発生しない仕組みになっています。
同時に、この上限金額の10,000円がそのまま請求金額として加算されます。
逆に、1か月終了時に180回クリックされたとしますと、50円 x 180回 = 9,000円となります。

この場合、上限金額に到達していませんので、広告は表示され続け、1か月の広告実費も9,000円となりますので、請求金額も9,000円として加算されます。

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